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墨ができるまで

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蚊取り線香は、明治23年日本人によって発明された。材料は、シロバナムシヨケギク・木粉・糊の役割をするタブ粉。これらに水と染料を加えよく混ぜ合わせる。練り合わせた材料をシート状にしてから金型で渦巻き状に打ち抜く。打ち抜かれた線香は、自然乾燥室で2日ほど乾燥させたのち、約40℃の乾燥室で乾かす。蚊取り線香の有効成分は、燃焼部分から数センチ離れた所から気体になって放出される。煙の中に有効成分があるように思われるが煙はその運び役。一本の線香は12畳の部屋の広さで約7時間、蚊を退治し続ける。