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レトルト食品ができるまで

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すっかりおなじみになったレトルト食品が日本で誕生したのは、昭和40年頃。三重構造のアルミの袋は、光や酸素を一切通さない。新鮮なじゃがいも・にんじんなどの皮をむき、ダイスカッターでさいの目状にカットする。ゆであがりに紫外線を当て、殺菌をする。カレールーは、カレー粉の他に30種類以上の調味料を混ぜ煮込む。野菜と肉は別々にカレールーと共に煮込む。これは袋に充填する際、肉の量、野菜の量を正確かつ均等にするため。アルミの袋を密閉し、高圧釜で120℃約30分熱することで中味は完全に殺菌される。これで防腐剤・保存料を一切使わに2年間保存できる。