Home テクノロジー 電気自動車や再生可能エネルギーに必要な「インバータ」の仕組みは?

電気自動車や再生可能エネルギーに必要な「インバータ」の仕組みは?

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新しい時代のエネルギーとして、再生可能エネルギーや電気の生成は人類の大きな課題の1つです。テクノロジーや技術はそろっていても、実生活に本当に導入できるようになるためにはもう少し時間がかかるかもしれません。

今回ご紹介するインバータの動画は、電気自動車や電気を使ったエネルギーの生成に必要不可欠なものです。

交流と直流について

一般家庭に来ている電力は、発電所から送電線を伝わり交流として家庭に届きます。交流は時間と共に電圧が変化します。日本では家庭のコンセントは100Vの交流です。交流は1秒間に50回(または60回)電気の流れる向きが変わります。

一方で乾電池や蓄電池などから発生する電力は「直流」という電力で、例えば単三電池1本であれば、1.5V[ボルト]という電圧で一定になります。交流直流 CMOVIE

インバータは直流から交流を作る

太陽光パネルや風力タービンなどから発電された電力は直流(DC)ですので、家庭用のコンセントなどに供給されるのと同じ交流に変換してあげれば、現在家庭で使われているテレビやパソコンなどの家電機器に都合よく使えます。インバータはこのようにして直流から交流を作る仕組みです。

動画ではそのインバータの仕組みをかなり踏み込んで説明しています。

電気自動車などのインバータはそのスピードコントロールなどで正確な電流のコントロールが必要になります。これが不安定ですと命にもかかることになります。