寺田寅彦

0

防災科学の提唱者、寺田寅彦。1878年(明治11年)東京・麹町に生まれる。1896年(明治29年19歳)熊本の旧制第五高等学校(現在の熊本大学)入学。夏目漱石、田丸卓郎の教えを受ける。1899年(明治32年22歳)東京帝国大学物理学科入学。1904年(明治37年27歳)東京帝国大学理科大学の講師になる。音響学、磁力学を研究。1913年(大正2年36歳)ラウエ斑点を撮影する研究をはじめる。のち(大正6年)この研究で帝国学士院恩賜賞受賞。1916年(大正5年39歳)東京帝国大学理科大学教授に任命される。夏目漱石死去。全集の編集委員となる。1923年(大正12年46歳)関東大震災。震災調査に従事。防災科学に取り組むきっかけとなる。1925年(大正14年48歳)東京帝国大学に地震研究所設置。教授となる。随筆集の出版あいつぐ。1935年(昭和10年58歳)転移性骨腫瘍で死去。