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信号灯器ができるまで

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昭和5年(1930)日本で初めて電気式信号機(アメリカ製)が東京の日比谷交差点に設置された。その後電柱に設置されるようなり、歩行者用信号は、昭和40年(1965)車両用と区別するため人形型の歩行者用信号灯器が東京新宿伊勢丹前の交差点に登場した。それと同時に赤に変わる予告として青を点滅信号にした。シグナルレンズの材料は、ポリカーボネート。耐久性・透明性に優れ、プラスチックやフィルムなどにも用いられる。信号灯器用に製造された専用ランプは、60ワットで家庭用と同じだが、寿命が非常に長く振動に強い。家庭用電球寿命約1000時間に対し12000時間と約12倍の長寿命である。電球は1年(約9千時間)程度目安に交換される。