ディラック

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ディラック方程式で知られるポール・ディラック。1902年イギリス、ブリストルで生まれる。 父親の厳しい教育方針は、ディラックの性格形成に大きな影響を与える。地元のブリストル大学を卒業後2年間大学に残り数学の勉強を続ける。1923年ケンブリッジ大学トリニティーカレッジに移る。1926年ボーア研究所に滞在中アメリカのオッペンハイマーと親しくなる。 1927年 ソルヴェイ国際会議に最年少で参加。 1928年、ディラック方程式を発表する。これは原子内部の電子の動きを説明したものである。この方程式が陽電子の存在を予言する。 1932年 アメリカ物理学者アンダーソンがプラスの電荷をもつ粒子を発見する。 1933年 ノーベル賞を受賞する。 1984年 死去。