登山を楽しむために、知っておきたい火山災害から身を守るための知識
内閣府の動画チャンネルより、火山エリアに住む人や登山者が知っておきたい防災の知識です。
日本は世界有数の活火山エリアで100を超える活火山が存在します。日本100名山の多くも活火山です。
活火山は「噴火」というリスクを抱えています。噴火の際には噴石、火山灰、火砕流、溶岩流、火山ガスなどの災害が発生します。
登山者の対策として
自然を楽しむ場合は自然をしっかり理解し、災害に関する知識も持ち合わせることが大切です。登山でももちろんで、登山中に噴火に遭遇するという事を想定した装備などが必要です。活火山や休火山に登る際には、必ず噴火が起こる想定もしておくべきです。ヘルメットやゴーグル、マスクは必需品で、登山ルートでどのような場所に避難できる場所があるかなどをしっかり事前に調べておくべきです。通信手段として携帯電話などではなく、直接電波の届く無線機などの準備も有効です。アマチュア無線のような遠距離まで届く無線はこれまでの多くの人の命を救ってきました。
登山の際には登山計画の提出や登山届けは必ず出しましょう。登山は自分との闘いと思っていませんか?山を守る多くの人たちのおかげで、自分たちが登山できているという事を肝に銘じて行動しましょう。登山届けが出ていないことで、有事の際に多くの人が必要以上に動かなければならなくなり、二次災害の危険も高くなります。
山の事故を未然に防ぐためにも、友人同士から啓蒙していくことが重要です。