あまり気がのらないような「〜してもいいよ。」というとき。映画「レディ・プレイヤー・ワン」より。
スティーブン・スピルバーグが2018年3月に公開する映画「レディ・プレイヤー・ワン」より。この映画は2045年、廃墟となった実社会で、人々は憩いの場をバーチャルリアリティーの世界に求めたというストーリ。自分の理想が仮想空間で実現され癒される「オアシス」。このオアシスの創始者の遺産をめぐるゲームが実世界を巻き込んだ戦いに発展していくというもの。
この映画のトレイラーの中で、
Are you willing to fight?
(戦いたいのかい?)
という表現があります。このbe willing to~、学校で習いましたが口語で使うときにはちょっと注意が必要です。
さて、これは未来系のAre you going to fight?(戦うのかい?)と似たような表現になりますが、ニュアンスに気をつけなければなりません。
口語だとネガティブな意味を含む
Willingには「進んで~する」「喜んで~する」という意味があります。しかし、be動詞とくっつくとちょっとネガティブなニュアンスを含みます。
I am willing to help you. (お手伝いしますよ。)
という言い方ですが、これは「喜んでお手伝いします。」というよりは「言われたのでお手伝いします。」のようなニュアンスを含むのです。