鈴木貫太郎氏のYOUTUBEチャンネルより。
京都大学の入試問題で出題された数学の問題です。整数と素数の知識です。
そもそも素数とは、自然数のうち「1」とその数字以外に約数を持たない数の事を言います。
1は素数に含みません。なぜなら1を素数と考えると、素数が1とそれ自身という2つの約数を持つという性質とは反するため、1以外が素数でなくなってしまいます。また素因数という考え方でも、1は1を何度かけても1となるため、例えば6の素因数は?と聞かれたときに、2×3=6で2個の素因数を持つことになるわけですが、1も素数と考えると、1×2×3=6と3個ともいえるし、1×1×2×3=6で4つとも言えてしまうかもしれません。
ということで1は素数でないと考えます。
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